5月28日米債務超過問題は合意案を発表!デフォルテならEBS開始か?

EBS世界緊急放送

5月28日午前10時過ぎに(日本時間)、米共和党マッカーシー下院議長がバイデン大統領との電話会談で国連邦政府の債務上限の引き上げが基本合意に至ったと発表されました。

交渉は、共和党が提示する政府の支出を削減するなどの案をバイデン政権が妥協したようです。

マッカーシー氏は、合意内容を基にした法案を28日中に完成させて、31日に下院で採決するとした。

米国債の史上初のデフォルト(債務不履行)回避の「タイムリミット」とされる6月5日までに何とか法案成立を間に合わせたい考えだ。

デフォルトが起きれば、米国は混乱して金融崩壊からEBSへとつながる可能性があります。

ただ、妥協案への反発も予想され、予断を許さない状況が続くという。

債務上限引き上げの「大筋合意」の概要!

債務上限引き上げ合意に向けた論点とは?

以上について最新情報を紹介します。

 

*米国・債務上限問題とは?

連邦政府の現在の債務上限は31兆4000億ドル(約4400兆円)だが、
1月に上限に達して追加の借金ができなくなっていることを指します。

 

マッカーシー下院議長

 

 

スポンサーリンク

債務上限引き上げの「大筋合意」の概要!

はじめに、5月27日21時(米時間)に発表された、共和党マッカーシー下院議長の債務上限引き上げ交渉がバイデン政権と合意に達したという情報から紹介します。

 

(以下 GP 5月27日 21時より 抜粋)

5月27日・土曜日の午後9時(東部夏時間)直前、ケビン・マッカーシー下院議長(共和党、カリフォルニア州)は、連邦債務上限引き上げに関する合意についてジョー・バイデンと「大筋合意」したと発表した。

マッカーシー氏はツイッターに少し前に大統領との電話を終えたところだ。

彼が時間を無駄にし、何か月も交渉を拒否した後、我々はアメリカ国民にふさわしい大筋合意に達した。

スティーブ・スカリース多数党院内総務(共和党、ルイジアナ州)によると、木曜日に下院での採決が予定されている。

先ほど大統領との電話を終えたところです。彼が時間を無駄にし、何か月も交渉を拒否した後、我々はアメリカ国民にふさわしい大筋合意に達した。

東部時間午後9時10分に声明を発表する。ここで視聴: https://t.co/vmn31INPH5

— ケビン・マッカーシー (@SpeakerMcCarthy) 2023 年 5 月 28 日

 

マッカーシー氏は午後9時10分に短く演説し、協定には「歴史的な歳出削減、人々を貧困から労働力に引き上げる結果的な改革、政府の行き過ぎの抑制、新たな税金や新たな政府プログラムはない」と述べた。

法案にはさらに多くの内容が含まれています。すべての執筆を完了するには、今夜やるべきことがまだ残っています…」

伝えられるところによると、バイデン氏とマッカーシー氏は土曜日に2回会談し、その中には今夜の90分間も含まれていたという。

マッカーシー氏は72時間ルールを支持しており、法案の作成がまだ必要なため、下院での採決は木曜日までには行われないことになる。
ジャネット・イエレン財務長官は金曜日、新たな期限を6月5日とし、交渉の余地と上下院通過までの時間を都合よく与えた。

それで、次は何でしょうか?

– 法案を作成する必要がある
– 下院議員は投票前に 3 日間読む時間が与えられる (火曜日の夜の採決の可能性を考慮して)
– 下院を通過した場合、上院は投票しなければならない

上記のすべては 6 月 5 日までに行われる必要があります。

それで、次は何でしょうか?

– 法案を作成する必要がある
– 下院議員は投票前に 3 日間読む時間が与えられる (火曜日の夜の採決の可能性を考慮して)
– 下院を通過した場合、上院は投票しなければならない

上記のすべては 6 月 5 日までに行われる必要があります。

パンチボウル・ニュースの記者がツイッターに投稿した、この法案とマッカーシー氏の下院共和党議員との電話会議に関するレポートは以下の通り。

「直接知識のある情報筋によると、合意の詳細:

— 2年間の適切な合意

— 2025 年以降は予算上限なし

— 作業要件: メディケイドに変更なし

(筆者注釈: メディケイドは、連邦と州が共同で行っている医療プログラムで、低所得の家族、資格を持つ妊婦と子供、補足的保障所得(SSI)を受けている人に医療保険を提供するものです。)

— 段階的に導入され、その後廃止 (2030 年) までの人々に対する SNAP 時間制限54歳

(筆者注釈:SNAP は,低所得者で同プログラムの有資格の家庭が栄養的に適切な低コストの食事を摂ることを補助し,食品の購買力を高めるために主として計画されているものである。受給資格が認められると,世帯の人数,月間の最大手当,世帯の純収入等に基づき,世帯 の月額 SNAP 手当が算定される。現在は60歳からが対象である。)

—WHは時間制限の対象となる国民数の削減を推進…もっと… 民主党の意見: この合意により、国防以外の支出は2023会計年度程度の水準に抑えられる。2025 年以降は予算の上限はありません。」

詳細…民主党の意見: この協定により、国防以外の支出は2023年度程度の水準に維持される。2025 年以降は予算の上限はありません。

— アンドリュー・デシデリオ (@AndrewDesiderio) 2023 年 5 月 28 日

マッカーシー氏は、労働要件は共和党が通過させた制限・節約・成長法案よりも「少し強い」と述べた

— ジェイク・シャーマン (@JakeSherman) 2023 年 5 月 28 日

さらに今後も…

(引用先:マッカーシー氏とバイデン氏、債務上限で「大筋合意」に達した!

*解説:債務上限の引き上げに対する共和党の提示した主要な条件は、社会保障のメディケイドを変更しない。SNAP手当の60歳から54歳への前倒し給付。2025年以降の国防費外の上限変更しないことのようです。

これらの、合意事項を法案作成して5月31日の下院議会の審議にかけますが法案が通るかどうか焦点が集まります。

 

 

スポンサーリンク

債務上限引き上げ合意に向けた論点とは?

5月27日21時のマッカーシー下院議長による債務上限引き上げの合意の発表の後に、合意案に対する各議員の評価が報道されました。

今回の合意で、2025年以降の上限引き上げはないこと。低所得者にたいする社会保障は維持することなどを評価しての賛成派と、現在の31兆4千億ドルから4兆を上乗せすることは賛成できないとする反対派の意見が出ています。

その概要を紹介します。

 

 

(以下 GP 5月27日 23:49より 抜粋)

5月27日・土曜夜にジョー・バイデン氏とケビン・マッカーシー下院議長(共和党、カリフォルニア州)の間で合意された債務上限「大筋合意」に関する双方の要点のコピーが、合意を売り込むため民主党と共和党に送付された。

それぞれの論点は、それぞれの党員にアピールするために、合意のさまざまな部分を取り上げた。

ジョー・バイデン、カマラ・ハリス、マッカーシー下院議長、マコネル上院少数党院内総務、シューマー上院多数党院内総務、ジェフリーズ下院少数党院内総務との大統領執務室債務上限会議、2023年5月16日、ホワイトハウス写真。

 

NBCニュースのサヒル・カプール記者は、論点のコピーをツイッターに投稿した。

 

 

 

マッカーシー氏はこれに先立ち記者団に対し、この協定には「歴史的な歳出削減、人々を貧困から労働力に引き上げる結果的な改革、政府の行き過ぎの抑制、新たな税金や新たな政府プログラムはない」と述べた。

バイデン氏は声明を発表し、合意は「妥協」だが「私と議会民主党の重要な優先事項と立法上の成果を守る」と述べた。

グレッグ・プライスは、ホワイトハウスが下院自由党員集会に参加していることを指摘した。

 

合意に対して反対派の共和党議員。

ケン・バック下院議員(共和党、コロラド州)、今夜初めにマッカーシー下院議長がバイデン大統領との合意の概要を説明したのを聞きましたが、債務上限の放棄には愕然としています。結論としては、米国は2025年1月に35兆ドルの債務を抱えることになるということだ。これは全く容認できない。」

 

*債務上限引き上げ妥協案に賛成派の意見

マイク・ローラー下院議員 (共和党、ニューヨーク州)、「今夜、@SpeakerMcCarthy が @POTUS と合意した協定について @HouseGOP を更新しました。

この協定は我が国の歴史上初めて支出を削減し、今後 6 年間は 1% に上限を設けるものです。

私が言ったように、私たちは交渉しなければならず、支出を削減しなければならず、デフォルトすることはできません。

私たちはそれを実行しました…この法案はまた、23年度のIRS職員の雇用を停止し、未割り当ての新型コロナウイルス資金を取り戻し、NEPAを改革し、TANFとSNAPの労働要件を強化し、学生ローンの支払いを再開し、社会保障とメディケアを保護し、私たちの財政に全額資金を提供します。

退役軍人と我が国の軍…最終的には、すべての歳出法案が可決されない限り、政府の行き過ぎを抑制し、99%のCRレベルの上限を課すことで機能する歳出プロセスを強制するだろう…法案のあらゆる側面について満足する人はいないだろうが、それは妥協であり、我が国にとって大きな前進である。

有権者はバイデン政権のチェック&バランスの役割を果たすために私を選出しました、そしてそれはまさに私がしてきたことです。私はこの法案に賛成票を投じます。

この法案はまた、23年度のIRS職員の雇用停止、未割り当ての新型コロナウイルス資金の回収、NEPAの改革、TANFとSNAPの労働要件の強化、学生ローンの支払いの再開、社会保障とメディケアの保護、退役軍人と軍への全額資金提供も盛り込まれている。

この法案のすべての側面に満足する人はいないでしょうが、これは我が国にとっての妥協であり、大きな前進を意味します。

有権者はバイデン政権のチェック&バランスの役割を果たすために私を選出しました、そしてそれはまさに私がしてきたことです。私はこの法案に賛成票を投じます。

法案の文言はまだ書かれていない。マッカーシー氏は72時間ルールを尊重しているため、木曜日に採決が予定されており、「大筋合意」に基づいて法案を作成するには1~2日かかることが示されている。

SCALISEは、メンバーは木曜日の投票に先立って火曜日までに戻る計画を立てる必要があると述べた

(引用先:ホワイトハウスと共和党、それぞれ債務上限を解放、合意売却に向けた論点を提示

*解説:マッカーシー下院議長は合意案は、新たな税金と社会プログラムのない歴史的な歳出削減だと主張しています。

バイデン政権は水面下では、IRSに800億ドルもの追加予算を組んで武器化と大量の職員を採用している疑惑もあります。

合意案を遵守するか疑わしい側面もあります。

しかし、共和党の議員の中は、賛成と反対の意見が飛び交っているようです。

果たして、下院議会での賛成は得られるのか注目が集まります。

 

*政府によるIRSへの資金疑惑に関する記事はこちらです。

 

スポンサーリンク

まとめ・・・5月28日米債務超過問題は合意案を発表!デフォルテならEBS開始か?

5月28日未明に、米国債務上限を31兆ドルから35兆ドルへ引き上げる合意案が示されました。
これから、法案化して5月31日の下院議会にかけるといいます。
果たして、すんなり下院議会の賛成が得られるのでしょうか?
6月5日までに政府資金は枯渇してしまいます。
*ここからは、Qプランの視点から今後の展開を推測します。
Qプランとしては、米国民の覚醒を促す作戦を展開しています。
そして、下院議会はトランプ大統領がコントロールしています。
ホワイトハットは、米国民がバイデン政権の腐敗に気づくような展開へと誘導することが予測されます。
筆者の予測としては、債務上限引き上げ法案はすんなりとは採決に至らず、何らかの追加の条件が共和党から提示されるなど、混乱する方向に行くのではないでしょうか。
Qタイムラインでは、6月16日がGESARAの発表とIRS組織の崩壊が起きると示唆されています。

それまでに、IRSに関する疑惑が浮上するのかもしれません。

今後も債務上限切り上げ問題は目が話せない状況です。

最後までご視聴ありがとうございました。m(_ _)m

 

*ネサラ・ゲサラについて、まだ、良くわからないという方には↓の記事をお勧めします。

 

 

タイトルとURLをコピーしました