親の葬儀・葬儀日程の流れと喪主の役割りのポイント5!

葬儀
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いつかは訪れる親の葬儀を迎えた時に、喪主をするあなたが慌てないように。葬儀の流れの情報は多くありますが・・・筆者が両親と叔父、叔母を合わせて4人の喪主をさせていただいた体験から、『葬儀日程の流れで本当に必要なこと』と感じた事を簡潔にまとめてみました。

その日の訪れは、当然の事故・病気の急変・など、準備の出来ない場合、病気から徐々に悪くなり最期を迎える場合など様々です。

喪主をつとめるあなたが、最愛の親の葬儀の流れを知り、心構えとして備ておけば、悔いのないお別れの場として導きことができることでしょう!

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葬儀の流れは葬儀の意味を知るとよくわかる

まず、親が他界した後の葬儀日程に入る前に、通夜、葬儀、告別式の意味を知ることで必要なことがわかってきます。

葬儀と告別式の違い

葬儀とは、僧侶を招き故人の成仏祈願を行う儀式で。故人の遺族や親戚の近親者のみで行います。

告別式とは、故人と生前親交のあった方々を招き、故人と最後のお別れをする式典を指します。本来は告別式と葬儀とは区別され、お葬式は遺族や親戚の宗教的儀式で告別式は宗教的な儀式でなく、故人と一般的な方とのお別れの場です。

ですから、お葬式は宗教的な儀式となりますので、信仰する宗教にしたがい執り行うものです。信仰する宗派、形式にこだわりがなければ、故人との思い出を共有して、感謝しててあたたかく見送る場として考えていただいたら良いと思います。

この事が分かれば、葬儀は宗派のある方は、その宗派のしきたりに合わせる事。宗派のない方は、故人のご縁のある方との関係を考慮して決める事ができるかと思います。

現在では、葬儀と告別式を同日にあわせて行い、総称して「お葬式」と呼んでいることが一般的です。葬儀と告別式を別々に執り行う手間を省き、まず近親者で葬儀りを執り行い、その後で参列者・会葬者を交えて告別式を行うという形式が定着しています。

さらに、故人の高齢化にともない、一般的な親交のある方々との縁も薄くなり、告別式を省略した家族葬が全体の30%と増加傾向です。

*筆者も4回の喪主をした中で、葬儀と告別式をしたのは母のみで、他3人は高齢のために家族葬でした。

喪主の役割と事前に検討すべき事

一般的に最期の時を迎えるのは病院です。お亡くなりになると、医師から死亡診断書が発行され、ご遺体の搬送が可能となるところから喪主の役割りが開始します。

喪主の役割は、主に葬儀の手配、僧侶の手配になります。葬儀中の通夜から告別式までの流れについては葬儀会社が案内してくれますので、葬儀会社選びが一番大切であると言えます。

葬儀依頼先が決まっていれば、そちらに連絡しますが、決まっていないと病院から紹介されますのでそちらに連絡を入れる事になります。親の年齢が70歳を過ぎてきたら、葬儀会社を事前に調べておいたり、僧侶の宗派などしきたりも調べて置く事が慌てないための大切な準備になります。

葬儀会社の事前検討について・・・重要!

葬儀費用は、大手葬儀業者によると地域差や規模によって異なるが、葬儀費用の平均は約 200 万円とされる。 首都圏における「一般葬」の平均単価は約 150 万円で、「家族葬」であれば約 100 万円以下が多いという。(引用先:帝国データバンクHP)

直葬プランと言われる、火葬のみの葬儀の場合の費用は20〜40万円と言われています。では、会社選びのための判断に役立つ、葬儀の原価と適正な業者選びのポータルサイトを提案します。

1.葬儀の原価について

はじめに葬儀の原価について、火葬のみの葬儀より、目安を提示しますので知識として知っておくと良いです。最低で約13〜20万円が原価であると想定されます。(引用先:葬儀費用の裏側 )

以下の価格を最低の原価と考えて、葬儀会社のサービス内容を考慮し、葬儀会社を検討しておくと良いです。

①寝台車費用    10km以内で15,000〜20,000円

②ご遺体安置費用  1日 7,000〜10,000円

③火葬費用     無料〜60,000円(地域により異なります)

④骨壺の費用    無料〜15,000円

⑤火葬中の控室料金 15,000円

⑥棺の料金     50,000〜500,000円

⑦ドライアイス    2,500円(10kg)

⑧遺影の写真(額入り)5,000〜15,000円

⑨メイク費用    20,000〜30,000円

⑩枕飾り      10,000〜30,000円

合計       約13万円〜

2.葬儀会社の選び方

筆者も葬儀会社選びは、ネットで検索して見積して選びました。見積りしても価格差がありますので明細が細かく提示される業者を選びましょう。ポイントは、運営経験が長く、契約件数が伸びているところをおすすめします。

ポータルサイトとして紹介しているサイト
「いい葬儀」    :http://www.e-sogi.com/
ブランド名と全国一律サービスの会社
「小さなお葬式」  :http://www.osohshiki.jp/
「イオンのお葬式」 :http://www.aeonlife.jp/
「シンプルなお葬式」:http://www.お葬式なら格安葬儀.net/

3.葬儀会社の信用のある大手企業一覧

以下に葬儀会社の上場企業の主要企業を表記しておきます(引用先:(株)帝国データバンクHP)

【参考】 主な葬儀会社

北海道地方:(株)あいプラン 、(株)マリアージュインベルコ (株)めもるホールディングス

東北地方 :アルファクラブ(株)福島県、 アルファクラブ東北(株)福島県、(株)たまのや福島県

関東地方 :(株)ライフクリエイト 千葉県 、(株)サン・ライフ 神奈川県、(株)メモリード 群馬県

中部地方 :(株)雅裳苑 新潟県 、 オークス(株) 富山県 、(株)アスピカ 福井県 、(株)平安閣 愛知県 、(株)スギヤマ・コーポレーション 静岡県 、(株)ティア 愛知県

関西地方 :(株)大和生研 兵庫県、(株)公益社 大阪府、(株)ユニクエスト 大阪府

中国地方 :(有)アーバンホール 岡山県、(株)いのうえ 岡山県、(株)葬仙 鳥取県

四国地方   :(株)ベルモニー 愛媛県、(株)ベルモニー 香川県、(株)JAメモリアルこうち 高知県

九州地方    :(株)メモリード 長崎県、(株)メモリード宮崎 宮崎県、(株)JAセレモニーさが 佐賀県

4寺院の検討

宗派が決まっている場合 ・・・予め該当するお寺さんへ行き、通夜から、葬儀、初七日〜四十九日まで一連の法要までの流れを聞いておくべきです。お布施の目安についても、お寺さんに聞いておけば一般的な費用の話が聞く事ができます。・・・ポイントは出向いて聞く事です。

宗派が決まっていない場合・・・宗派が決まっていない場合は、葬儀会社より紹介してもらう方法があります。最近では、葬儀会社の寺院紹介を利用すると、5〜6万円で通夜、告別式までの法要をしていただけるサービスもあります。通常ですと15〜30万円が相場になっていますからお値打ちです。・・・寺院が決まっていなくても安心してください。

*筆者は父親の葬儀では、実際に寺院紹介を利用しましたが、大きな寺院さんが担当してくださり、65,000円で一日葬をしていただきました。対応も丁寧で、7回忌、13回忌と利用させていただいています。

 

初七日法要風景

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葬儀の流れと喪主の役割りのポイント5

喪主がすることは、大変多くのことがあります。そこで、兄弟がいるのであれば、葬儀委員長を選出して通夜から告別式までの費用に関する部分を分担してすることをおすすめします。これは、大変有効な方法です。すべてを喪主ひとりがするのではなく、可能な限り家族の中で役割分担をしましょう。

葬儀前の役割

  • 病院への支払い確認と死亡診断書の受け取り
    病院を出る際に、入院費の支払い方法を確認しておきましょう。これは、後日精算と振り込みが可能です。
  • 医師から死亡診断書を入手しましょう。
  • 葬儀社の手配と打合せ・・・ポイント1
    葬儀社に連絡して、遺体の搬送してもらいます。
    葬儀社との打合せはプランの決定、見積もりから契約、祭壇のデザイン、流れの確認など、葬儀全体のスタイルや方向性について決めていきます。
  • 寺院への連絡    ・・・ポイント2
    事前に決めた寺院がある場合は連絡します。
    葬儀日程や戒名について打合せします。
    寺院とのつきあいがない場合は、葬儀社の寺院紹介を依頼します。
  • 死亡届の記入と提出(葬儀社の誘導あり)
    死亡届を記入して役所に提出することで、火葬許可が下ります。
    葬儀社が代行してくれるでしょう。
  • 自宅の整理
    故人を自宅に連れて帰る場合は、安置する部屋をきれいに整えましょう。
    布団一枚分と祭壇を飾るスペースが必要です。葬儀場への安置も可能です。
  • 訃報(親族や参列してほしい人への連絡)・・・ポイント3
    葬儀日程と場所が決まったら、訃報を流します。
    電話、ファックス、メールなど扱いやすい方法で可能です。最近はメールが早いため、葬儀社の準備する書面のFAXはあまり使わないですね。
  • お手伝いの手配(告別式をする場合)
    受付や駐車場など、お手伝いが必要な場合は親族の知人にお願いします。
  • 供花供物のとりまとめ・・・(女性に頼むのが良いですね)
    祭壇脇に飾る供花(親族分)をとりまとめます。故人の最期を送る飾りですので、故人との思い出を演出する飾りつけ、手紙、好きな服などを飾るなどの演出が思い出に残ります。・・・ポイント4   

葬儀の最中での役割(通夜・告別式)

葬儀中については、葬儀会社の方が誘導してくれますので、安心して誘導に従うだけで大丈夫です。意見があれば、遠慮せずになんでも聞いてみてください。葬儀のプロですので、きっと良い提案をしていただけるはずです。とにかく、故人と故人と親しかった方に喜ばれる葬儀になるようにと考えれば心温まる演出ができるでしょう。

  • 挨拶
    一般の参拝のある場合は、開場前に入り口に立ち来場のお礼をします。式の最中で遺族を代表して参列者に挨拶をします。
    <挨拶の場面は主に3回>  通夜挨拶、 出棺挨拶 、式終了時の遺族代表挨拶 遺族代表として、故人への想いを語るのが一番です。・・・ポイント5
  • 出棺時の役割
    出棺時には喪主が遺影を持ち、霊柩車に同乗します。
    その他、故人に近い人が写真と遺骨を持ちます。
  • 火葬

火葬場に行き、火葬して遺骨を収骨する。

  • 初七日法要

葬儀場に戻り、親族のみで四十九日までの1回目の初七日の法要を行う。

引用:葬儀の流れ 毎日新聞

葬儀後にやるべきこと

  • 後飾りの設置
    後飾り(遺骨を飾る祭壇)を設置して、毎日供養をします。
  • 四十九日法要の手配
    四十九日法要の手配をします。
    寺院と調整して日程と場所を決めて連絡します。料理や引き物の準備もしなければなりません。
  • 香典返しの手配
    香典返しは、四十九日法要が無事に済んだことの報告もかねて送ります。
    リストを整理して、商品を選んで、発送の手配をします。
    ギフト業者に相談するとよいでしょう。
  • 仏壇や位牌の準備
    四十九日法要までに位牌の準備をしなければなりません。
    仏壇がない場合はあわせて準備しましょう。
  • お墓の文字彫刻
    四十九日法要の日に、お墓への埋葬をする場合は、墓石に戒名などを彫刻します。
    石材店に連絡しましょう。
  • 役所や銀行などへの死亡申請
    役所(年金や保険)、銀行口座の凍結の解除、不動産や公共料金の名義変更など、さまざまな窓口への死亡申請や、名義変更の手続きをします

*筆者の体験では、銀行口座は死亡届を提出して、数日で凍結されますので医療費の支払い、社会保険の支払いなど、必要分は早めにキャッシュカードで引き出しておきました。詳しく口座凍結の期間を知りたいかはこちらを参照してください。→死亡した親の口座が凍結されるタイミング

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喪主の役割分担と通夜式後は親族と故人の思い出共有の時間・・・

葬儀での故人の供養の中心となるのが喪主です。喪主は、葬儀全体の監督として、葬儀社の選定から進行の打ち合わせ、寺院の選定と日取りの調整、親族との調整など、喪主がしなければならないことはたくさんあります。

葬儀の内容と費用交渉などは、分担することが必要です。分担のおすすめは、葬儀の飾りなどは女性に、葬儀社との内容や費用面の調整は男性の兄弟などに分担することです。

特に少子化の時代ですので、親の葬儀こそ兄弟で分担することが、故人にとっても良い形になるのではないかと思います。

葬儀の通夜式の後に叔父叔母が集い、自分の知らなかった親の口癖の理由が聞けたりする貴重な時間にもなります。

*筆者の母親の通夜式後の話ですが、母は幼少期に父親が戦死しており、母親と妹と親戚の家で戦後を過ごしました。妹の叔母が昔の思い出として『父親がいない事でいじめに合った私を、姉ちゃんがかばってくれた!よく炊事を手伝ってくれた!』という話を聞いたりして、母の家族想いの側面を感じ取れたりしました。

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まとめ・・葬儀日程の流れと喪主の役割りのポイント5!

親の葬儀、そして喪主の務めは、親の子供として生を受けた者だからできる、最高の親孝行なのかもしれません。葬儀は必ず訪れます。それなら、葬儀の意味を知り葬儀会社や寺院を調べて、その日の為に備る準備をしておきませんか?

誰しも、親の愛があり育つことができました。人間として、人と支え合える喜び、悲しみを共有できる家族と向き合ってきた最期の時を、慌てるのではなく、故人を感謝💚と共に送り出せるように・・・

 

 

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