11月5日TGPの記事で、米軍が最大級の核搭載の潜水艦を中東へ配備したという記事が掲載されました。
このニュースは、米国ブリンケン国務長官がトルコ、イラク、イスラエル、ヨルダン川西岸、ヨルダン、キプロスなど中東歴訪の中で起きた。
イスラエル・ハマス戦争は、ヒズボラ、イエメンを巻き込んだ紛争へと発展しています。
第三次世界大戦の核使用の危機が高まりつつあります。
米軍の原子力潜水艦の中東への配備についての情報を紹介します。
出典: アメリカ海軍
WWW3・核ミサイルを搭載した米海軍最大級の潜水艦が中東に到着！
11月5日はヒズボラとイスラエルの間で攻撃が行われており、米国・ブリンケン国務長官がイラクを訪問しています。
それと、時を同じく米軍の原子力潜水艦が中東へ到着したと言います。
その事実を数時間遅れて、CNNが抑止力として発表しました。
米軍の原子力潜水艦の中東地区への配備の情報をTGPの記事より紹介します。
＊イラクへ防弾チョッキを着て到着したブリンケン国務長官！
イラクに到着したブリンケン国務長官はプレートキャリアを着用。 https://t.co/q9D0xuVggs
— mssn65 (@jpg2t785) November 5, 2023
（以下 TGP11月5日 午後8時版より 抜粋）
すでに不安定な地域の緊張をさらに高める動きとして、米国中央軍（CENTCOM）はオハイオ級潜水艦1隻が担当地域（AOR）に到着したことを確認した。
バイデン政権はまだ公式声明を発表していない。
「2023年11月5日、オハイオ級潜水艦が米中央軍の管轄区域に到着した」と米中央軍はX/Twitterに書いた。
On November 5, 2023, an Ohio-class submarine arrived in the U.S. Central Command area of responsibility. pic.twitter.com/iDgUFp4enp
— U.S. Central Command (@CENTCOM) November 5, 2023
米国中央軍 (CENTCOM) の責任地域 (AOR) には21 か国が含まれます。
アフガニスタン、バーレーン、エジプト、イラン、イラク、イスラエル、ヨルダン、カザフスタン、クウェート、キルギス、レバノン、オマーン、パキスタン、カタール、サウジアラビア、シリア、タジキスタン、トルクメニスタン、アラブ首長国連邦（UAE）、ウズベキスタン、イエメン。
AOR は北東アフリカから中東を越え、中央および南アジアにまで広がっています。面積は 400 万平方マイル以上です。
出典: 米国中央軍
オハイオ級潜水艦は単なる海軍艦艇ではありません。
アメリカ海軍が運用する原子力潜水艦の一種。オハイオ級潜水艦は、アメリカ海軍がこれまでに建造した最大の潜水艦です。
それらは長さ560フィート、幅42フィートで、水没時の排水量は18,750トンです。
オハイオ級潜水艦は核兵器を搭載している。
14 隻のオハイオ級弾道ミサイル潜水艦 (SSBN) は、米国が現在使用している戦略熱核弾頭の約半分を搭載しており、この弾頭は地図から国を消滅させることができます。
＊オハイオ級弾道ミサイル潜水艦メイン (SSBN 741) から非武装のトライデント II (D5LE) ミサイルが発射される (米海軍公式画像による)
オハイオ級潜水艦は、アメリカ海軍が使用する原子力潜水艦です。次のような複数の役割があります。
- 戦略的抑止：オハイオ級潜水艦は、拡張された戦略的抑止パトロールのために設計されました。戦略的抑止の目標は、敵対者が核攻撃を開始するのを思いとどまらせることです。
- 弾道ミサイル潜水艦：オハイオ級潜水艦は、潜水艦発射弾道ミサイル 24 発を搭載しており、7,000 マイル離れた場所から、それぞれ 14 個の別々の目標をほぼピンポイントの精度で破壊することができます。
- 特殊作戦： オハイオ級潜水艦は特殊作戦部隊を秘密裏に投入することができます。
- スパイ活動：オハイオ級潜水艦はスパイ活動を行うことができます。
- 船舶およびその他の潜水艦の沈没： オハイオ級潜水艦は船舶およびその他の潜水艦を沈没させることができます。
見る: 米国オハイオ級潜水艦とその能力の内部を見てみましょう。
＊解説：米軍が最大級の原子力潜水艦を中東地区へ配備した情報でした。
時を同じく、イラクを訪問したブリンケン国務長官の報道官は、「長官とスダ二首相はイスラエルとハマスの紛争と、イラクを含む紛争の拡大を防ぐ必要性について話し合った」と述べ、「長官はイスラエルの人道状況について話し合った」と述べた。
米国政権は、人道主義側面でのイスラエルのガザ攻撃の一時停止を主張しながら、中東地区へ軍事配備を増強しているのです。
これは、２枚舌外交のようにも感じ取れます。
水面下で核戦争への緊張が高まっているようです。
＊米空母が中東に到達！・・・シャファクニュース11-05 15:19
シャファクニュース / 米軍は、イスラエルとガザを支配するハマスグループとの間で続く戦争のさなか、別の空母打撃群が中東に到着し、この地域に駐留する2番目となると発表した。
米中央軍は、USSドワイト・D・アイゼンハワーとともに航行している艦船の中には誘導ミサイル駆逐艦2隻と誘導ミサイル巡洋艦1隻が含まれていると発表した。
まとめ・・・WWW3・核ミサイルを搭載した米海軍最大級の潜水艦が中東に到着！
米国はブリンケン国務長官が中東地区を歴訪しています。
そして、ガザ地区への人道主義的な物資供給の為の、一時停止をイスラエルに提言しましたが、イスラエルはハマスへ回復の時間を与える一時停止を拒否しました。
その中で米軍は、軍事的な配備を増強して、原子力潜水艦まで配備しました。
そして、その事を発表していません。
今後は、米国の動きに核を保有する、イランやロシアが反応することが想定されます。
今後に注目です。
最後までご視聴ありがとうございました。m(_ _)m
（以下 関連記事の紹介）
＊ブリンケン氏とアル・スダニ氏がガザ人の強制退去阻止について協議 11-06 06:14
シャファクニュース/米国国務長官アントニー・ブリンケンは日曜、パレスチナ人は10月7日以来イスラエルによる残忍な爆撃を受け、1万人近くの死者を出したガザ地区外から「強制移住」すべきではないと述べた。
米国務長官のマシュー・ミラー報道官は、「長官と首相はイスラエルとハマスの紛争と、イラクを含む紛争の拡大を防ぐ必要性について話し合った」と述べ、「長官はイスラエルの人道状況について話し合った」と述べた。
ガザと私たちは、食料、水、医療、そして人道的ニーズを満たすために必要なその他の支援への持続的かつ安全なアクセスを確保するために、イラクや地域の他のパートナーと連携することに継続的に取り組んでいきます。」
ミラー氏は、ブリンケン氏とアル・スダニ氏が「パレスチナ人がガザ外に強制的に避難させられないようにする必要性」について話し合ったと述べた。
批評家らは、多数の民間人が殺害されたことを考慮すると、イスラエルの攻撃はしばしば不釣り合いなものであると述べている。
ガザ北部の住宅街の広範囲が空爆により破壊された。国連人道問題事務所は、推定約30万人と推定される残りの住民の半数以上が国連運営の施設に避難していると発表した。イスラエル軍機は日曜の４時間の間に再び民間人に南へ向かうよう指示するビラを投下した。群衆は荷物やペットを抱え、車椅子を押しながらガザの主要南北幹線道路を歩いていた。
国連は、ガザ地区では人口の70％に相当する約150万人が爆撃により自宅を追われていると発表した。
食料、水、そして病院やその他の施設に電力を供給する発電機に必要な燃料が不足しています。国連パレスチナ難民機関によると、１カ月近く燃料が来ていないという。
ミラー氏によると、ブリンケン氏はアル・スダーニに対し、イラクでの米軍人攻撃の責任者らの責任を追及し、「イラク政府の招きに応じて米軍人を受け入れているすべての施設を保護するというイラクの約束を果たす」よう求めた。
ミラー氏は「ブリンケン長官は米国が自国の利益と人員を守ると明言した」と述べた。
10月7日のハマスの攻撃がガザでの不均衡なイスラエルの軍事侵略を引き起こして以来、イラクとシリアでは米国と連合軍に対するロケット弾や無人機攻撃が激化している。
