【ニュース】レバノン・ヒズボラのナスララ氏レバノン国境の脅威に警告!

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10月3日の深夜にヒズボラ事務総長のナスララ氏が演説で語った内容が紹介されました。

演説の評価は、イスラエルへの徹底抗戦なのか、戦争拡大を非難するものか、その解釈が別れているという。

ヒズボラ事務総長・ナスララ氏は演説でイスラエルと米国に徹底抗戦を表明!

ヒズボラ指導者、イスラエルと対峙したイラク軍とイエメン軍を称賛!

以上について、シャファクニュースより紹介します。

*ヒズボラ事務総長・サイード・ハッサン・ナスララ氏

 

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ヒズボラ事務総長・ナスララ氏は演説でイスラエルと米国に徹底抗戦を表明!

はじめに、11月3日に行われたヒズボラ事務総長・ナスララ氏の演説から主要な部分が掲載されています。

その概要から紹介します。

 

(以下 シャファクニュース 11-04 00:30版より 抜粋)

シャファクニュース/レバノンのヒズボラ事務総長、サイード・ハッサン・ナスララ氏は金曜日、ヒズボラがイスラエル国境で攻撃を続けた場合、米国がイランを標的にするという警告を発したことを明らかにした。

ナスララ首相は演説でこの脅威について言及し、レバノン戦線における潜在的なエスカレーションの状況を強調した。

レバノン戦線の激化は、ガザ地区の進展とレバノンに対するイスラエルの敵の行動という2つの要因に左右される」とナスララ首相は述べた。

同氏は、レバノン戦線におけるあらゆる可能性をオープンにし、あらゆる選択肢を検討することを強調した。

アメリカの警告に真っ向から反応し、ナスララ首相は我々と我々の地域のレジスタンス戦士に対する脅迫や脅迫は無駄だ」と主張した。

同氏は、南レバノンが戦争に参戦した場合、レバノンだけでなくイランも標的にされる可能性があることを示すメッセージを米国が伝えたことを明らかにした

ナスララ氏は反抗的な態度を崩さず、あなたの艦隊は我々を脅迫していない。我々も彼らに対して準備を整えている。」と宣言した。

(引用先:ヒズボラのサイイド・ナスララ氏、国境緊張の中で米国の脅威を明らかに

*解説:ナスララ氏は、今後のレバノンでの戦況はイスラエルによるガザ侵攻とイスラエルの行動によると警告しています。

そして、アメリカからのレバノンとイランへの警告に対しては、我々の戦士に対する脅迫は無駄だ。と真っ向から抗戦しています。

噂では、ヒズボラが11月3日にイスラエルへ宣戦布告するかと思われていましたが、その事態には至っていないようです。

次の項では、ナスララ氏の演説でのイスラエル攻撃したハマスに対する称賛のメッセージとナスララしの演説の評価について言及しています。

 

 

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ヒズボラ指導者、イスラエルと対峙したイラク軍とイエメン軍を称賛

ナスララ氏のパレスチナを支持する声明として、長年のイスラエルのパレスチナへの攻撃やジェノサイドに対してハマスを称賛しています。

そして、ナスララ氏の演説の評価について紹介します。

*ヒズボラ事務総長・サイード・ハッサン・ナスララ氏

(以下 シャファクニュース 11-04 23:28版より 抜粋)

シャファクニュース/レバノンのヒズボラ事務総長サイード・ハッサン・ナスララは、ガザでの戦争が始まって以来金曜日に行われた最初の演説で、イスラエルに対するイラク諸派とフーシ派勢力の行動に賞賛の意を表明した。

ナスララ氏は、シオニストとの戦いの正当性を賞賛し、その道徳的、法的側面を強調した。

もし我々が疑う余地のない正当性を持った戦いを求めるのであれば、シオニストとの戦い以上に公正な戦いはない」とナスララ氏は述べた。

同氏は、イスラエルとの紛争に従事しているイラク軍とイエメン軍に敬意を表し、彼らの勇気と献身を称賛した。

ナスララ首相は、イラクにおけるイスラム抵抗勢力が米国人を標的にした決定を特に称賛した。

(引用先:ヒズボラ指導者、イスラエルと対峙したイラク軍とイエメン軍を称賛

 

 

*ナスララ氏の演説の憶測とは? (シャファクニュース 11−3 06:31より)

期待や解釈は大きく異なります。
ナスララ氏の演説がレバノン国内でのイスラエルの攻撃をさらに深め、紛争へのより重大な関与を引き起こす可能性があると信じている人もいる。

対照的に、これは、紛争を拡大する意図はなく、既存の交戦規則を遵守するというヒズボラの決意の表れであると見る人もいる。

つい昨日、ホワイトハウス国家安全保障会議通信調整官ジョン・カービー氏は、「我々はヒズボラのハッサン・ナスララ事務総長の演説を注意深く監視しており、彼が意見を表明するのは自由である。

しかし、彼や他の人々に対する我々のメッセージは次のとおりである」と述べた。
「明確:我々はこの地域での紛争を拡大させないよう求める。イスラエル側では、可能性についての解釈は多面的だが、彼らの関心はイスラエル高官がレバノンに対して発したガザ戦闘への関与を警告したことに集中している

レバノン人がナスララ氏の演説を待っている間、同氏がイスラエルとハマス、そしてガザの他の抵抗勢力との間の紛争について3週間にわたって発言するようになった理由と目的を正確に見極めるのは依然として課題である。

したがって、演説後の可能性は依然として不確実性に包まれている。

(引用先:レバノンでの期待:ナスルッラー以前の演説はその後の演説と違うのか?

*解説:ナスララ氏はイスラエルをシオニストと呼び、イスラエルとの戦争が開始されることは、これ以上公正な戦争はない。と正当性を主張しています。

そして、イスラエルと戦争を開始したイラク軍、イエメン軍に賞賛の念を伝えたのでした。

そして、ナスララ氏の演説は、イスラエルへの攻撃を深める意見と戦争拡大を望まない意見とに分かれると言います。

 

 

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まとめ・・・レバノン・ヒズボラのナスララ氏レバノン国境の脅威に警告!

緊張が高まる、イスラエルと隣接するレバノン・ヒズボラの状況を紹介しました。

筆者の考察では、ヒズボラはイスラエルが戦闘を拡大しなければ現状を維持する方向であると推測します。

理由は、ガザ地区の燃料、水、食料、医薬品不足によりイスラエルへの非難はすでに始まっており、イスラエルは人道的支援をしない限りは国際社会から非難が拡大する状況となっているからです。

現在のイスラエルで始まった戦争は、Qプランの視点から見れば、世界の人にイスラエルの本当の姿である、紛争を作り出して海外支援と軍事産業複合体へ資金を使わせる事を暴露する狙いがあります。

11月3日に米国のブリンケン国務長官がイスラエル入りして、イスラエルのガザ地区侵攻の一時停止を提案したがネタニヤフ首相は受け入れませんでした。

今後、イスラエルの政権が崩壊する方向に傾いていくのではないでしょうか。

 

*ヒズボラのイスラエル攻撃に関する記事はこちら

 

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