10月18日・AM11時過ぎに(米時間)下院議長選出の2回目の投票が行われて、ジム・ショーダン氏は選出されなかった。
22人のRINO(名ばかりの共和党員)が反対票を投じたのでした。
ジム・ジョーダン下院議長選の第二回投票も落選!
RINO、ジム・ジョーダンの支持強化を阻止すべく議長に「直ちに」3回目の投票を要請!
次回の3回目の投票は10月19日に行われるという。
以上についてTGPの記事より最新情報を紹介します。
(以下 TGP 10月18日11:28版より 抜粋)
ジム・ジョーダンは、
22人のRINOが彼に反対票を投じたため、
議長への2度目の入札に敗れた。ゲートウェイ・ファンディットは本日、
ジョーダンが議長になるためには、
最初の投票で彼に投票しなかった20人のRINOSのうち
少なくとも15人の支持を獲得する必要があると報じた。
(引用先:速報:ジョーダン、2度目の議長就任への立候補に敗れる – 彼に反対票を投じ、我々国民に反抗した22人のターンコート・リノスを紹介する)
*ジム・ジョーダン下院議長選の第一回投票で落選の記事はこちら
ジム・ジョーダン下院議長選の第二回投票も落選!
はじめに2回目の下院議長選出投票の結果より紹介します。
前回の反対票を投じた20人に対して今回はさらに2名が反対したのでした。
その反対票を投じた議員が掲載されています。
(以下 TGP 10月18日11:28版より 抜粋)
ジム・ジョーダンは、22人のRINOが彼に反対票を投じたため、議長への2度目の入札に敗れた。
ゲートウェイ・ファンディットは本日、ジョーダンが議長になるためには、最初の投票で彼に投票しなかった20人のRINOSのうち少なくとも15人の支持を獲得する必要があると報じた。
ドン・ベーコン (NE-2nd) – ケビン・マッカーシー
リンダ・チャベス-デレマー (OR-5位)- マッカーシー
アンソニー・デスポジト-(NY-4位) リー・ゼルディン
バーン・ブキャナン (FL-16th)- バイロン・ドナルド
アンドリュー・ガルバリーノ (NY 2位) – ゼルディン
ジェイク・エルジー (TX-6th) – マイク・ガルシア
ジェン・ヒギンズ (VA-2nd) – マッカーシー
ドリュー・ファーガソン (GA-3rd) – スティーブ・スカリース
ケン・バック (CO-4th)- ゼルディン
マリオ・ディアス-バラート (フロリダ州-26位)- スカリーズ
ニック・ラロタ (NY-1st)- ゼルディン
ケイ・グレンジャー (TX-12th) – スカリース
マイク・ローラー (ニューヨーク州-17位)- マッカーシー
マリネット・ミラー・ミークス (IA-2nd) – ケイ・グレンジャー
ジョン・ジェームス (MI-10th) – キャンディス・ミラー
トニー・ゴンザレス (TX-23rd) – スカリース
キャロルズ・ヒメネス (FL-28位)- マッカーシー
マイク・ケリー (PA-16th) – ジョン・ベイナー!
ジョン・ラザフォード (FL-5th) – スカリース
マイク・シンプソン (ID-2nd) – スカリース
ピート・ストーバー (ミネソタ州-8位) – ブルース・ウェスターマン
スティーブ・ウーマック (AR-3rd)- スカリース
(筆者注釈:赤字表記の5人は、1回目は反対票を投じずに2回目で反対した)
(引用先:速報:ジョーダン、2度目の議長就任への立候補に敗れる – 彼に反対票を投じ、我々国民に反抗した22人のターンコート・リノスを紹介する)
*解説:共和党内の不協和音が顕在化しています。
この状況は、今後も続くのではないでしょうか。
Qプランの目的としては、RINOの議員を国民に知らせる目的があると思われます。
そして、反対議員たちは3回目の投票をジム・ジョーダン氏の支持強化の時間を奪うよな行動に出たのです。
3回目の投票をすぐに行うべきとの声明を出したのです。
その概要を次項で紹介します。
RINO、ジム・ジョーダンの支持強化を阻止すべく議長に「直ちに」3回目の投票を要請
ジム・ジョーダン氏に反対票を投じた6人の声明が紹介されています。
彼らは、すぐに3回目の投票をすべきと、ジム・ジョーダン氏の支持取り付けの時間を妨害したのでした。
*RINOについての詳しい内容は以下を読んでください
RINO= 名ばかりの共和党員を指す言葉!
(以下 TGP 10月18日16:00版より 抜粋)
水曜日の2回目の投票でジム・ジョーダン議長に反対票を投じた共和党議員らは、
ジョーダンが議員らと話すのを止めて支持を求めるため、「直ちに」3回目の投票を要求した。
ジム・ジョーダンは火曜日の最初の投票で小槌を獲得するための217票を獲得できなかった。
共和党議員20人は、トランプ支持者の筋金入りの保守派ジム・ジョーダン氏に反対票を投じた。
下院議長選挙の第2ラウンド投票は水曜午前に行われ、ジョーダン議長はまたも及ばなかった。今回は22人の共和党議員がジョーダンに反対票を投じた。
RINOマイク・シンプソン氏(アイダホ州)は、ジョーダン議長の支持拡大を阻止するため、下院に対し直ちに休会から復帰し、水曜午後に3回目の採決を行うよう要請した。
シンプソン氏は、パトリック・マクヘンリー臨時議長に宛てた書簡の中で、「下院が直ちに復帰し、新議長選出に関する3回目の投票を開始するよう謹んで要請する」と述べた。
*私は下院に対し、直ちに議長に対する 3 回目の投票を行うよう要請します。
@PatrickMcHenryI am requesting that the House immediately come back for a third vote on the Speaker @PatrickMcHenry pic.twitter.com/c81CcOePRk
— Cong. Mike Simpson (@CongMikeSimpson) October 18, 2023
RINOのウーマック下院議員もシンプソン氏の意見に同意した。
*同意します@CongMikeSimpson。繰り返しますが、私たちはすぐに仕事に戻らなければなりません。
I agree @CongMikeSimpson. Again, we must get back to work immediately. https://t.co/1Nha0vvUUs
— Rep. Steve Womack (@rep_stevewomack) October 18, 2023
ラザフォード議員もこれに同意し、下院が仕事に戻る時期が来たと述べた。
*@CongMikeSimpsonに同意します。下院が仕事に戻る時が来た。
I agree with @CongMikeSimpson. It’s time for the House to get back to work. https://t.co/qEfa94ExMx
— Rep. John Rutherford (@RepRutherfordFL) October 18, 2023
ヒメネスが飛び込んでシンプソンを援護した。
*同意しました! 下院議場に戻って投票しましょう!
Agreed!
Let’s go back to the House Floor and vote! https://t.co/Dw7luuHZYA
— Rep. Carlos A. Gimenez (@RepCarlos) October 18, 2023
ディアス・バラルト氏は投票の時が来たと語った。
It’s time to vote. https://t.co/nDPncqV7TN
— Mario Diaz-Balart (@MarioDB) October 18, 2023
エルジーもシンプソンの意見に同意した。I agree @CongMikeSimpson. It’s time to reopen the House and get back to work. https://t.co/Nfxngw6HkJ
— Rep. Jake Ellzey (@RepEllzey) October 18, 2023
下院は水曜午後に休会となり、次回の議長選投票は木曜に行われる。
ジョーダン会長は引き続き前向きで、夜は会員らと話し合い、支持を得るべく努力するつもりだと記者団に語った。
「今日は何人か拾いましたが、何人かは脱落しましたが、彼らは以前に私に投票してくれました。彼らはまた戻ってくることができると思います。ということで、メンバーと話し合いを続けていきます。引き続き取り組んでください」とジム・ジョーダンは言いました。
一方、ニュート・ギングリッチ元下院議長とジョン・ベイナー元下院議長は暫定議長候補としてマクヘンリー氏を支持している。
*解説:共和党のRINOが反対する理由は、彼らは民主党と協力することで何らかの金銭的利益を得ているものと推測されます。
この後、共和党内でどのような話し合いがされるのでしょうか。
出口の見えない状況が続いています。
そんな最中に、バイデンはイスラエルを訪問し、ネタ二エフ首相と会談して1000億ドルの追加支援を打ち出しているのです。
議会が閉鎖されたままの中では、その審議ができない状況です。
もしかしたら、下院議長選出がされない裏の狙いは、バイデンのイスラエル支援を断ち切るためなのかもしれません。
*10月18日、バイデンはイスラエルへ1000億ドル追加支援を検討すると発表!
バイデン政権、ウクライナやイスラエル支援などで1000億ドル検討 https://t.co/zZD9FdNMXG
— ブルームバーグニュース (@BloombergJapan) October 17, 2023
まとめ・・・ジム・ジョーダン下院議長選の第二回投票も落選!
米・下院議長選出が2回目もジム・ジョーダン氏が選出されなかった内容の紹介でした。
興味深いのは、RINOの議員が投票した前議長のマッカーシー氏や辞退したスカリース氏は、ジム・ジョーダン氏に投票しているようです。
また、RINO議員の投票者がバラバラであることです。
RINO議員の目的は、下院議長を1本化するのでなく、反対票を投じたという事実を示しているだけのようです。
3回目の投票は、日本時間で10月19日の深夜に行われますが、再びジョーダン氏は選出されない可能性が高いのではないでしょうか。
何か大きな起爆剤が投下されなければ、数日間下院議長不在での議会の停滞が続くようです。
最後までご視聴ありがとうございました。m(_ _)m