親の介護のために仕事は辞めるな!両立させる為の3つのポイント!

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親の介護で仕事は辞めるな!

40~50代に、突然の”親の介護”をしないといけない!という時が訪れたとしたら・・・あなたは冷静に対処できるでしょうか?親の介護へのかかわり方は人ぞれぞれです。平日に親を病院、施設へ連れていく、親の買い物を代行する、親の食事、入浴を介助するなどさまざまです。

この情報は、筆者が20年間で、要介護の5の父、要介護4の母と叔父の3人を仕事を辞めずに介護して、体験した中から、役立てる情報を提案したいと思います。(^.^)

 

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親の介護の予感を感じた時!症状を知り、進行を予測する

親の介護の予感を感じた時!先ず、すべき事はなんでしょうか?

親の介護が必要となる体の状態を知り、元の状態になるのか?このまま進行していくのか?心配ですよね。

悪化していくとなると、時間経過とともに症状はどうなるのか?

介護が必要となる時期はいつくらいだろうか?そんな疑問を知る方法を記します。

介護の予感を感じた時!まず、確認しよう!

親の介護の症状を知り進行を予測する!

親の介護は、突然介護になる場合と、徐々に進行するパターンがあります。突然の介護になる場合は、脳や心臓の病気が発症した場合と外傷による場合があります。また、親の持病や生活習慣病があげられます。介護の予感を感じた時は、治療で治るものか?老衰により進行するものなのか知ることが大切です。

介護の原因の多いものとは?(厚生労働省「平成25年 国民生活基礎調査」による)

1位  脳血管疾患(脳卒中)……18.5%
2位  認知症……15.8%
3位  高齢による衰弱……13.4%
4位  骨折・転倒……11.8%
5位  関節疾患(リウマチなど)……10.9%
6位  心疾患(心臓病)……4.5%
7位  パーキンソン病……3.4%
8位  糖尿病……2.8%

突然に発症する原因は、1位の脳血管疾患(脳卒中)……18.5%、4位の骨折・転倒……11.8%、6位  心疾患(心臓病)……4.5%と 合わせて34.8%になります。こちらは、食事、運動、転倒防止の環境改善をして備えるしかないですね。

その他は、老衰が原因として徐々に症状が進行していきますから、介護が必要となる時期を予測することが大切です。市町村には、高齢者相談センター(地域包括支援センター)がありますので相談してみましょう。

 

老衰が原因の介護・始まる年令はいつが多いのか?

親の介護が必要になる年代は、男性が72才、女性が74からが多いとされています。その根拠は、健康寿命の平気年令で示されます。

皆さんの親の年令が70才を過ぎてきたら、親の歩行状態や会話をして観察をするタイミングです。

平均介護期間 出典:健康寿命:『健康寿命及び地域格差の要因分析と健康増進対策の効果検証に関する研究-平成30年度分担研究報告書』

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介護の為に、仕事を辞めずに、両立出来るポイント3つ!

親の介護が始まった時、問題になるのが介護する時間をどうするのか?仕事を休んだりする事の悩みが発生します。そこで、国は団塊の世代が75才となり、介護者が増加するといわれる2025年に備えて、2020年までに「介護離職ゼロ」の実現をスローガンに掲げ、要介護者に必要な介護サービスの確保と介護者などの働く環境改善・家族支援を両輪として体制を整備しているところです。

ですから、会社は辞めなくて良い!と安心して、会社を辞めなくていい3つのポイントを紹介します。

ポイント1 介護に関する法的制度を活用して休業は短くする事!

以下が厚生労働省の介護休業制度ガイドブックに記載されている、主な制度を抜粋し紹介します。

さらに、会社によっては優遇した制度がある場合もありますので確認してみてください。

1.介護休業・・・労働者は申し出ることにより、介護対象家族1人につき通算93日まで、3回を上限に介護休業を取得できる。(入社1年以上が対象)→計画的に取得すると良いです。

2.介護休暇・・・介護対象家族が1人の場合、年に5日まで半日単位で取得できる。2人以上の場合は10日まで取得できる。(入社6ヶ月以上が対象)→突発的な介護に活用が良いです。

3.所定労働時間の短縮等の措置・・・事業者は①短時間勤務制度、②フレックスタイム制度、③時差出勤制度、④介護サービスの費用助成のいずれかの措置について、介護休業とは別に、利用開始から3年間で2回以上の利用が可能な措置を講じなければならない。

その他、所定労働時間の免除(1月~1年以内の期間)、所定労働時間の制限(年間150時間)、深夜業の制限(深夜22時~5時まで免除)、転勤者への配慮(転勤の配属は労働者の介護の状況に配慮しなければならない)などの介護者を支援する措置があります。

もっと詳しくはこちら→介護休暇、休業に関する厚生労働省のリーフレット

以上の通り、会社を辞めずに安心して介護できると考えて、会社と相談しましょう。ただし、入社経過年数が1年未満は休業補償が受けられませんので継続就業を心がけましょう!

*雇用保険を1年以上の加入者の場合、介護休業を長期(2週間以上)の取得すれば給付金67%を申請できます。ただし、経済的な不安のある方にはおすすめしません。理由は、長時間の介護が必要であれば、施設への一時的入所を考えた方が良いからです。専門家に介護を任せた方が親にとっても良いし、あなたも仕事との両立ができ経済環境もスムーズに進む事でしょう。

*筆者も、40代の頃、親の介護で会社を辞めないといけないか、と悩んだこともありました。しかし、会社の上司に相談して毎週4hの休暇を取得できました。

そして、毎週2回、両親の面会をする事で、介護士さんと深い情報交換ができた事で、両親は15年間と長い間、介護施設・病院で、老化していく心身を施設関係の方々に見守られながら過ごす事ができました。感謝しています。m(_ _)m

ポイント2 会社が介護に理解を示しやすい、休業申請の仕方を伝授!

この情報は、筆者が介護期間20年を体験して、会社辞めずに、休暇・休業・短時間勤務などの申請をする場合の要点をお伝えします。

1.申告は早くする   ・・・会社も急に休むといわれてもリリーフ体制を整える時間が必要です。

2.直属の上司へ申請・・・申請する場合は直属の上司を跳び越すと、飛ばされた上司はさみしい気持ちや不愉快になりますよね。そうすると、周りの協力を得られない場合も出てきます。ですから、相性の良くない上司でも飛ばさず、順番に話しましょう。

3.休業日をパターン化・・・会社側も休業が事前に決まっていれば、代行の調整もしやすくなります。ですから、遠慮せずに定期的な休業を介護施設とも調整すると良いです。

4.感謝の一言  ・・・休業明けに出社したら、協力してくれた関係者に必ず「ありがとう」の言葉を伝えることです。

以上が会社へ円滑に休業を申請し、勤務を継続する場合の要点になります。誰しも親の介護に尽くそうとする社員を否定する人はいません。ですから、申請を早く・パターン化・感謝のことばを繰り返すことでスムーズにいくはずです。(^.^)

しかし、会社側が・休業・休暇・時間短縮勤務を理解してくれない、または不当解雇を通告されないかなぁ〜心配のある方は、下の記事を一読して安心してください。

 

Handshake Business Men Concept

ポイント3 会社が介護休暇等の申請を拒否、最悪、解雇通告を受けた場合の対処法は?

介護休暇制度への受け入れ体制が整備されていない、中小企業では、なかなか介護休暇を取りにくいなどの場合もあるかもしれません。

仮に介護休暇、介護休業、労働時間短縮の申請を理由に理解をしていただけず、休業取得を認めない、さらに、解雇を即すような場合のために労働法について説明しておきます。ですから、冷静に労働相談などを活用して、会社を辞めない方法を追求してみてください。(^ ^)

労働相談は、全国の労働基準局に無料相談サービスがありますので、電話で気軽に相談できます。

では、労働法、介護休業法の関係部分を以下に抜粋します。

労働契約法第16条

解雇は、客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない場合は、その権利を濫用したものとして、無効とする。

育児介護休業法第10条

事業主は、労働者が育児休業申出をし、又は育児休業をしたことを理由として、当該労働者に対して解雇その他不利益な取扱いをしてはならない。

*最悪、介護休暇などの申請を理由に解雇を通告された場合の対応策は以下にリンク先を記載しておきます。

会社が介護休暇を理由に解雇された場合の対応策

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まとめ・・・介護で仕事を辞めずに両立させる為の3つのポイント!

親の介護の気配を感じたら、慌てる事なく

冷静に親の心身の状態を確認して、最良の介護プランを専門家に確認しましょう。

めに、会社に相談して、休暇・休業・時間短縮の可能性を伝えてみましょう。休業は93日まで、休暇は年間5日まで取得できます。

③会社側が介護制度活用に理解を示さない場合は、冷静に労働相談をする事。

以上のポイントを理解して、行動することで、会社を辞めずに介護は出来ます。

介護サービスについても専門家のアドバイスを複数聞いて、親の性格や特徴に見合うプランを試行錯誤しながら導いてください。

要介護3になると、生活面で介護に費やす時間的な負担が発生してきます。その時は介護施設に入所するか、どうするかの判断が必要な時があります。

その時の準備については、別の記事で紹介して行きます。興味のある方は一読してみてください。

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