親の介護の法的な義務対象者は誰?費用負担の平均額は425万円!

介護・葬儀

いつかは訪れる『親の老い』と『親の介護』。少子化の現在では、40代の50%、50代の20%が兄弟・姉妹の数は2人以下です。

もし、親が介護が必要になれば親の介護をする可能性は高くなります。特に40代の方は、兄弟が少ない分負担は増えますね。親孝行をするなら、介護こそが恩返しの時ではないでしょうか?

介護と言えば、女性の役割みたいな見方がありますが、夫の親の介護を見る義務が嫁にあるのでしょうか?そんな、疑問と介護の義務対象の範囲と介護にかかる費用は一体いくら必要か?についてまとめました!

*筆者は35才を過ぎたあたりから、自分の父親が精神障害になり、入退院を繰り返すようになりました。その5年後、母親がリウマチが進行して車椅子生活になり、介護施設に入李ました。そして、約20年間、要介護5の父と要介護4の母親と寄り添い、数々の体験から得た提案もしたいと思います。

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親の介護義務の対象者はだれ?

まず、親の介護は誰がすべきなのか?法律はどうなっているのか?そんな疑問から調べてみました。

嫁に親の介護をする義務は誰にあるのか?

まず、法律的な介護義務はどのようになっているのでしょうか?
「民法では以下のように記載されています」
第八百七十七条 
  直系血族及び兄弟姉妹は、互いに扶養をする義務がある。
 家庭裁判所は、特別の事情があるときは、前項に規定する場合のほか、三親等内の親族間においても扶養の義務を負わせることができる。
つまり、配偶者の親の介護義務はありません。配偶者、または兄弟姉妹の直系の血族から介護義務者が決められます。

直系血族

特別の事情がある場合のみ、三親等内の親族に義務を追わせるとあります。特別な事情とは。
①介護をするべき金銭を受領している。
②介護をするべき恩がある。
③同居者である。
これは、稀れな例であると言えます。

三親等の親族範囲

筆者の場合は、私の両親の介護は一人いる弟と話し合い、協力して行いました。

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介護費用はどれくらいかかる?

介護費用と言っても、介護施設に入所する場合と、在宅で介護する場合で費用は異なります。実際にどのようになるのでしょうか?1ヶ月にかかる介護費用は、要介護の状態、介護を受ける場所や住宅環境、家庭の事情などによってかなりバラつきがありますが、平成30年度 生命保険文化センター「生命保険に関する全国実態調査」によると、平均額は7.8万円となっています。

在宅介護の場合の一時費用、毎月の平均費用は?

在宅で介護をするとなると、親の部屋に介護ベット、トイレやお風呂などに手すりや段差をなくすなどのリフォーム費用が一時的に発生します。

一時的にリフォームにかかる平均額は・・・¥690,000

次に、日常発生する介護費用は、介護サービス費用、ベッド、車椅子など介護用品のレンタル費用、紙オムツなどの消耗品の費用があります。費用は、介護者の介護度の状態により異なります。

【要介護3】の方を事例として毎月の平均的な介護費用は・・・

¥63,000

*介護者の状態から実際の費用を算出する場合は、具体的な相談は

地域包括センターで専門家相談を受けることを推奨します。

*筆者の場合は、要介護5の父、要介護4の母を自宅で診る事はできませんでしたので、老人保険施設、特別養護老人ホーム、精神科の医療機関にお世話になりました。

 

介護施設入所の場合の介護費用

介護施設と言えば、公的施設の「特養(特別養護老人ホーム)」、民間施設の「有料老人ホーム」があります。
入居資格や、受けられる介護サービスの内容、施設の設備、暮らし方なども異なります。

公的機関の施設 平均月額 ¥135,000

民間型施設    平均月額 ¥297,000

特に多いのは以下の施設タイプで、費用の目安は下記の通りです。

1特別養護老人ホーム
月額6~15万円程度。費用に差があるのは、所得や資産状況によって支払う額が変わるからです。

2認知症型グループホーム
月額15~20万円程度。これは施設によって、利用する方の資産によってそれほど変わるものではありません。

3サービス付き高齢者向け住宅
入居費は月10~30万円程度、介護保険サービスを利用すれば、その費用は入居費にプラスされます。

4有料老人ホーム
グループホームと同じくらいの費用のところもあれば、入居金数千万円、月費用が70万円、などという高級なところもあります。
主に民間企業が運営し、施設の特徴によってかなり変わってくるので、よく費用の検討をする必要があります。

介護に費やす総費用は425万円!

それでは、介護期間の平均はどうでしょう。そして、介護の総額の平均額はいくらでしょうか?

介護期間で最も多いのは、

4〜10年未満で28.3%

2~3年未満・3~4年未満・10年以上が並び、14.5%

となっています。

そして平均は4年7ヶ月(54.5ヶ月)です。

総額は 54.5月×78,000円=4,251,000円となっています。

と言う事は、約500万円の備が必要となりますね。(°▽°)

 

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介護予算500万円の準備の対処法は?

親の資産の把握をしておく

これから話す事は、現実的に必要な事です。両親が65才を過ぎてきたなら、将来の暮らしについて話し合うことが必要です。お金の話は聞き難いですが、これからの未来の為に勇気を出して聞いてみてください。

・預金額やその他の資産

・年金支給額

・加入保険の給付内容(死亡補償額、支給対象年令、入院補償額(連続支給日数)、その他の補償など)

・持ち家なら住宅の資産価値など

*筆者の場合は、親に資産は無く、年金を充にするしかなかったのですが、資金が不足して私が一時的に負担する事もありました。最終的には、母親の保険が入りまかなえました。

 

兄弟で役割分担を事前に話あう

兄弟で両親の介護について、腹を割って話し合い、家族として最善な対処法を検討しておく。兄弟の仕事による介護に費やす時間的な問題などを決めておくと良いです。話し合いがまとまらなければ、前述した厚生労働省が管轄する、地域包括センターで専門家相談を受けることを推奨します。

 

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まとめ…親の介護の法的な義務対象者は誰?費用負担の平均額

介護費用の総額451万円、毎月78,000円が平均的な介護費用でした。いづれ訪れる『親の老いと介護』を直系の血族で診るしかありません。

いざという時に慌てず、今から知識を得て準備する事で、兄弟姉妹で備えませんか?大丈夫です。

親の介護!それは、自分を誰よりも愛して、育ててくれ親をサポートできる事。あなたも、赤ちゃんや幼児時代は両親の愛を受けて育てられました。介護こそ、恩返しできる場として介護があるのかもしれません。

時間が許すのであるなら、ぜひ、介護に向き合い、備える事で親の老後に寄り添う事で、親との歪みやわだかまりが消えてしまうよう気付きを得るかもしれませんよ。親の人生との思い出を作りませんか?

私は、両親が商売をしており、日曜日が仕事の為、両親との思い出は少ししか記憶に有りません。20年といいう介護の時間を過ごした事で、今までに聞けなかった話をたくさん聞け、私と両親との心の距離は近くなりました。介護の期間の思い出が70%を占めたような感覚です。

介護問題に目を背けずに、親との豊な時間として、さりげない会話をしてみませんか?後になって、介護しておけば良かったなぁ〜( ;  ; )と後悔せず、親から『ありがとね(^○^)』と別れ際に聞く感謝の言葉の思い出を沢山作りませんか?

 

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